解決法をご紹介する前に、何故この問題が起きるのかということで…。
今回は、例の編集ソフト、Adobe Premiere Proにて表示されるはずのテキスト枠やマスク枠が表示されない場合の対処法について解説します!
そもそもなんでこの問題が起きるの?
さて、なぜこの問題が起きるのかということで、まずこの問題に直面している方は
ディスプレイのスケーリングを上げている方がほとんどだと思います。
そしてこの問題は、Premiere Pro側の不具合だそうです。
有料ソフトなのに不具合があるって…。まあ仕方ないのかもしれませんが、直してほしいものです。
ちなみに私はアップデートせずに2019版を使い続けているのでこの問題がアップデートで解決しないのは当たり前ですが…。
というわけで解決方法、ご紹介します。
解決方法その1 - スケールを100%にする
ディスプレイのスケーリングを上げているから不具合が起きる…それなら単純な話で、
スケーリングを100%に戻せば良いわけです。
まあ、表示されますが…。こちとらスケールをわざわざ上げて視認性を上げてるんですから、これでは本末転倒。
かくいう私も4KモニターでPremiere Proを表示させてますが、4Kで100%スケールなんて小さすぎて編集どころじゃありませんよ!
確かにより広い表示領域を求めて4Kモニター買いましたけど、こんなに小さくなくて良いんだよなぁ…。
解決方法その2 - 互換性設定をする
スケールは変えたくない!Premiere Proだけスケールが100%っていう扱いみたいな感じにできないの!?ということですが、
できます。
まあとりあえずやってみましょう。
まずはPremiere Proの実行ファイルを見つけます。いちばん簡単な方法は、Premiere Proを起動し、タスクマネージャーを起動します。
Adobe Premiere Proの項目を展開したら、アイコンがついているプロセスを右クリック。
「ファイルの場所を開く」を選択しましょう。
exeファイルを見つけたら右クリックし、「プロパティ」を選択しましょう。
プロパティウィンドウが表示されたら「互換性」タブを開きます。
下部の「高DPI設定の変更」を選択します。
下の「高DPIスケール設定の上書き」のセクションを設定します。
まず、「高いDPIスケールの動作を上書きします。」のチェックボックスにチェックを入れ、「拡大縮小の実行元」を「システム」にしてください。
設定したらプロパティウィンドウを「OK」で閉じてください。
Premiere Proを再起動してみると…。
テキスト枠が表示されてますね。この方法でも枠の表示問題の解決ができます。
ただし、こちらの方法は互換性の項目をいじっているので、よーく目を凝らすとちょっとPremiere Proの画面がぼやけて見える状態になってしまっています。
こればっかりはどうしようもありません。
現状わかっている解決方法としては、先述の視認性を犠牲にするスケール100%か、若干ぼやける互換性の設定のみとなります。
まとめ
いかがだったでしょうか!やはり表示関係の設定を変えるとこういった一部アプリケーションでは弊害が発生してしまいますね…。
まあ今回の場合はPremiere Pro側の問題なので、Adobeにはしっかりしてもらいたいところですw ※Creative Cloud高いんだから…。
ちなみに2023版は使ったこと無いのでこの問題が解決されているかどうかはわかんないです。2019だけかもしれない…。
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