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執筆者の写真クエストドラゴン

Windowsのユーザーフォルダ名をアカウントを作り直すことなく変更する方法

更新日:2023年7月8日


WindowsってCドライブ直下に「ユーザー」フォルダが作られていて、そのフォルダの中に各ユーザーのユーザー名でユーザーごとのデータが格納されていますよね。

このユーザーデータが入っているフォルダ、名前を変更したいと思うときが来るかもしれません。例えば、名前を間違えて設定してしまったり、やっぱり別の名前がよかったり、Windowsによって設定された名前が気に食わなかったり。

理由は様々だとは思いますが、いざやろうと実際に調べてみると、大体の解説サイトでは新規にアカウントを作り直し、前のデータを新しく作られたユーザーフォルダに移し替える、という内容でしか解説されていません。

今回はアカウントを作り直すことなく、ユーザーフォルダ名を変更する方法をご紹介します。


アカウントを作り直すことなくユーザーフォルダ名を変更する方法
メールアドレスの一部が使われているユーザーフォルダ名なんて...

なお、この記事で紹介している方法を実行する場合は自己責任でお願いします。

本来ユーザーフォルダ名を変更することはあまり推奨されていません。

理由は、アプリケーションによってはユーザーフォルダ名を含むフルパスを記憶しているアプリケーションがあり、そのようなアプリケーションがユーザーフォルダ名を変更したことで正しく動作しなくなる可能性があります。

この記事の内容を実践したことにより生じた損害等について、クエストドラゴンは一切の責任を負いかねます。ご了承ください。


STEP1A - ローカルアカウントにする


※この操作はMicrosoft アカウントでユーザーを作成している方のみ対象です。

すでにローカルアカウントになっている方はこのステップを飛ばしてください。

自分のアカウントがMicrosoftアカウントであるかどうかを確認するには、設定を開くと確認できます。


Microsoftアカウント
設定画面の上部が上記画像のようになっていればMicrosoftアカウントです。


では、Microsoftアカウントをローカルアカウントにしていきます。

まず、「アカウント」をクリックし、「ユーザーの情報」をクリックします。

そうすると、画面内に「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」という項目があるので、これをクリックします。


Microsoftアカウントからローカルアカウントに変更する手順
「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」を選択しましょう

クリックすると、確認画面が表示され、本人認証が行われます。


Microsoftアカウントの本人認証
「次へ」をクリックして本人認証に進みましょう

画面の指示に従って本人認証を済ませると、ローカルアカウントの設定が行われます。


Microsoftアカウントからローカルアカウントに変更する方法
ローカルアカウントの情報を入力しましょう

ここで、「ユーザー名」の欄にはユーザーフォルダ名にしたい名前を入力しましょう。

注意してほしいのは、「日本語のユーザー名にしないこと」です。ユーザー名」の欄は日本語も入力可能ですが、日本語でユーザー名を指定すると、当然ユーザーフォルダ名も日本語で作成されます。

これの何がよくないかというと、アプリケーションによってはフォルダ名の途中に日本語が入っているとうまく動かないことがあります。

日本語のユーザー名にしてユーザーフォルダを作ってしまうと、一部アプリケーションが動作しない上、再度フォルダ名を変更する手間が発生します。

ユーザー名はユーザーフォルダを作成した後でも簡単に変更できます。まずは英語で、ユーザーフォルダ名のことだけを考えてユーザー名を入力してください。

また、すでに存在するユーザーフォルダ名と同じ名前にしない」ように注意してください。

例えば、すでに「questdragon」というユーザーフォルダがあったとして、ユーザー名に「questdragon」と入力してしまうと、作成されるユーザーフォルダの末尾にコンピューター名が入ってしまいます


ユーザー名が重複した場合
フォルダー名が存在する場合、末尾にコンピューター名が入ってしまう

もちろん、同じユーザー名にすることはできないので、基本的にこうなることはありません。同じユーザー名を入れた時点で、「使えない」といわれて別の名前を強いられます。

末尾にコンピューター名が入ってしまう条件は、

  • すでにその名前のフォルダ名がユーザーフォルダにある

  • 存在するフォルダ名を使用しているアカウントがない

上記2つの条件を満たしていると末尾にコンピューター名がついて新しくユーザーフォルダが作られます。

末尾にコンピューター名を入れてほしいなんて微塵にも思わないですよね。

あらかじめ、設定したいユーザーフォルダ名が存在しないか確認しておいてください。

なお、今までパスワードを設定していたのでパスワードが不要という方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、「新しいパスワード」の欄を空欄にするとパスワード不要のアカウントに変更できます。


Microsoftアカウントからローカルアカウントへ切り替える方法
「サインアウトと完了」をクリックして一度サインアウトしましょう

最後に、「サインアウトと完了」をクリックしてローカルアカウントへの変更は完了です。


Microsoftアカウントからローカルアカウントへ変更する方法
これでローカルアカウントが作成されます


STEP1B - ローカルアカウントのユーザー名を変更する

※この操作はローカルアカウントでユーザーを作成している方のみ対象です。

Microsoftアカウントでアカウントを作成していた方はこのステップを飛ばしてください。


ユーザーアカウント名を変更する
検索欄に「cont」と入力するとコントロールパネルにアクセスできます

まずはコントロールパネルにアクセスしましょう。検索欄に「cont」と入力するとヒットしますので、「コントロールパネル」をクリックします。


「ユーザーアカウント」を選択しましょう

コントロールパネルが表示されたら、「ユーザーアカウント」をクリックしましょう。


ローカルアカウントのアカウント名を変更する
表示された画面でさらに「ユーザーアカウント」を選択しましょう

もう一度、「ユーザーアカウント」をクリックしましょう。


ローカルアカウントのユーザー名を変更する方法
「アカウント名の変更」を選択しましょう

アカウント画面が表示されたら、「アカウント名の変更」をクリックしましょう。

場合によってはユーザーアカウント制御が表示される場合があるので、「はい」をクリックして先に進みます。


ローカルアカウントのアカウント名を変更する方法
「新しいアカウント名」の欄にユーザーフォルダ名にしたい名前を入力しましょう

表示された画面の「新しいアカウント名」の欄にユーザーフォルダ名にしたい名前を入力しましょう。

注意してほしいのは、「日本語のユーザー名にしないこと」です。「くえすとどらごん」のように、日本語も入力可能ですが、日本語でユーザー名を指定すると、当然ユーザーフォルダ名も日本語で作成されます。

これの何がよくないかというと、アプリケーションによってはフォルダ名の途中に日本語が入っているとうまく動かないことがあります。

日本語のユーザー名にしてユーザーフォルダを作ってしまうと、一部アプリケーションが動作しない上、再度フォルダ名を変更する手間が発生します。

ユーザー名はユーザーフォルダを作成した後でも簡単に変更できます。まずは英語で、ユーザーフォルダ名のことだけを考えてユーザー名を入力してください。

また、すでに存在するユーザーフォルダ名と同じ名前にしない」ように注意してください。

例えば、すでに「questdragon」というユーザーフォルダがあったとして、ユーザー名に「questdragon」と入力してしまうと、作成されるユーザーフォルダの末尾にコンピューター名が入ってしまいます


ローカルアカウントのアカウント名の変更
フォルダー名が存在する場合、末尾にコンピューター名が入ってしまう

もちろん、同じユーザー名にすることはできないので、基本的にこうなることはありません。同じユーザー名を入れた時点で、「使えない」といわれて別の名前を強いられます。

末尾にコンピューター名が入ってしまう条件は、

  • すでにその名前のフォルダ名がユーザーフォルダにある

  • 存在するフォルダ名を使用しているアカウントがない

上記2つの条件を満たしていると末尾にコンピューター名がついて新しくユーザーフォルダが作られます。

末尾にコンピューター名を入れてほしいなんて微塵にも思わないですよね。

あらかじめ、設定したいユーザーフォルダ名が存在しないか確認しておいてください。

入力が完了したら、「名前の変更」をクリックしましょう。


 

コラム:(Pro以上限定)ビルトインアカウントの場合は?

高度な使い方をしている方は、Windows側ですでに用意されたアカウント、ビルトインアカウントを使用している方もいると思います。(AdministratorアカウントやGuestアカウント ※大抵の場合はAdministratorアカウントだと思いますが)

ビルトインアカウントの場合、上記の手順に従ってアカウント名を変更しようとしても、コントロールパネルに「アカウント名の変更」が表示されません


ビルトインアカウントのアカウント名を変更する方法
ビルトインアカウントの場合は「アカウント名の変更」が表示されない

この場合は、ちょっと違うやり方をします。

そんなに難しい作業ではありません。無効化されていたビルトインアカウントを有効化して使用できるほどのPCスキルをお持ちであれば、スムーズに操作できると思いますw


ビルトインアカウントのアカウント名の変更
Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「netplwiz」と入力してOKを選択しましょう

まず、WindowsキーとRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

ウィンドウが表示されたら、「netplwiz」と入力してOKをクリックしましょう。

ビルトインアカウントのアカウント名の変更
ビルトインアカウントを選択し、「プロパティ」を選択しましょう

ユーザーアカウント」という画面が表示されます。

表示されたら、「このコンピューターのユーザー:」欄からビルトインアカウントを選択し、プロパティをクリックしましょう。


ビルトインアカウントのアカウント名の変更
プロパティ画面でビルトインアカウントのユーザー名が変更できます

プロパティ画面を開くと、「ユーザー名」欄が編集できるようになっています。

ここでビルトインアカウントのアカウント名を変更できます。

あるいは、ビルトインアカウントを有効化したときと同じように、ローカルセキュリティポリシーからローカルポリシー、セキュリティオプションで「アカウント:Administratorアカウント名の変更」のプロパティから名前を変えてもいいですね。



STEP2 - 一時アカウントの作成

さて、ここから先はMicrosoftアカウントだった方も、ローカルアカウントだった方も同じ操作をします。

アカウント名の変更が無事できました。ユーザーフォルダはアカウント名を元に使われているので、アカウント名を変えればユーザーフォルダ名も変わっているはず...と思いきや、アカウント名は変わっていてもユーザーフォルダ名は前の名前がそのまま使われている...


一時アカウントの作成
アカウント名は確かに変わっているのに、ユーザーフォルダは元のまま...

そう、アカウント名を変えただけではユーザーフォルダ名は変えられないんです。

というわけで、今度はいよいよユーザーフォルダ名を変えられるようにしていきます。

まずは作業用の一時的なアカウントが必要なので、作っていきましょう。


一時アカウントの作成
10と11では見た目がちょっと違いますが、やってることは同じです

設定」から「アカウント」をクリックし、Windows10の方は「家族とその他のユーザー」を、Windows11の方は「他のユーザー」をクリックしてください。


一時アカウントの作成
追加ボタンを押してアカウントを作成していきます

次に、Windows10の方は「その他のユーザーをこのPCに追加」を、Windows11の方は「アカウントの追加」をクリックしてください。


一時アカウントの作成
ローカルアカウントなので、「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択しましょう

クリックすると、Microsoftアカウントの追加画面が表示されます。

今回は一時的なアカウントなので、ローカルアカウントで作成します。

そのため、「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックしましょう。


一時的なアカウントの作成
Microsoftアカウントは作らないので、「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」を選択しましょう

次に、Microsoftアカウントの作成画面が表示されます。

ローカルアカウントで作成したいので、「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックしましょう。


一時的なアカウントの作成
ユーザー名を入力して「次へ」を選択しましょう

これで晴れてローカルアカウントを作成することができます。

ユーザー名」の欄に適当な名前を入れて「次へ」をクリックしましょう。

パスワードはなくてもかまいません。一時的に作るだけなので、作業が終わればこのアカウントは削除します。

作成したら、次に昇格作業を行います。

この状態だとまだ一般ユーザーアカウントなので、管理者アカウントに昇格させる必要があります。(しなくてもいいんですが、UACに引っかかってメインアカウントのパスワードを入力する手間が入ります)


一時アカウントの昇格
作成した一時アカウントをクリックし、「アカウントの種類の変更」を選択しましょう

アカウントの作成が完了すると、設定画面に戻っていると思いますので、作成した一時アカウントをクリックし、「アカウントの種類の変更」をクリックしてください。


一時アカウントの昇格
「アカウントの種類」から「標準ユーザー」を「管理者」に変更しましょう

表示された画面で、「アカウントの種類」から「標準ユーザー」を「管理者」に変更して「OK」をクリックしてください。

完了したら「サインアウト」して一時アカウントでサインインしましょう。

サインアウトです。再起動でもかまいません。サインアウトせずにロック画面にして一時アカウントにサインインしないようにしてください。


STEP3 - ユーザープロファイルの削除

さて、一時アカウントでサインインしたら、フォルダ名を変更していきます。

とはいえ、通常のやり方で変更してもうまくいきません。

試しにやってみました。こんな感じになります。


うまくいかないやり方を試してみた
一時アカウントを作成したらユーザーフォルダ名が変更できるようだ!やってみよう!

うまくいかないやり方を試してみた
できた!これで早速メインアカウントでサインインしてみよう!

うまくいかないやり方を試してみた
あれ、こんな表示今まで出てたっけ?まあ、ユーザーフォルダ名変えたからその準備でもしてるんだろうな...

うまくいかないやり方を試してみた
え!?なんだこれ!!

はい、結果は「アカウントにサインインできません」というエラーが返ってきます。

ちなみに何度もサインアウトしてサインインし直しても同じエラーが返ってきます。

「閉じる」を押して試しにユーザーフォルダを開いてみました。


うまくいかないやり方を試してみた
あれ?こんなユーザーフォルダ名あったっけ?

ユーザーフォルダを見てみると、確かに自分のユーザーフォルダ名は変わっています

ですが、その下に「TEMP」という新しいユーザーフォルダが生成されています。

まさか...ということで、ダウンロードフォルダを開いてみました。


うまくいかないやり方を試してみた
案の定、「TEMP」フォルダが一時的に読み込まれていました

とまあ、こんな感じです。何が起きているかというと、まず「アカウントにサインインできません」というこのエラー。これは、「あれ?確かにユーザーフォルダに『tamat』っていうフォルダあったよね...見つからないな、とりあえず『TEMP』を作ってそこ使うか。」

と、Windowsが判断し、今のような状況になっています。

tamat」というフォルダ名じゃなくて「QuestDragon」というフォルダ名を使ってほしいと思っているのはクエストドラゴン君だけです。何も知らないWindowsは引き続き「tamat」を使いたいと思っています。

このWindowsの考え方を変えてあげないといけません。

というわけで、やっていきましょう。

皆さんはまだ一時アカウントでログインしていますよね?このまま作業していきますよ~

私はユーザーフォルダ名変えちゃったしメインアカウントにサインインしちゃったからいろいろ作業戻さないと......


...と、作業に入る前にユーザーフォルダの改名を行いましょう。

新しくまっさらなユーザーフォルダを作り直すならこの必要はないのですが、大抵の方は名前の変更のみを希望しているはずです。

まず、ユーザーフォルダにアクセスしましょう。「C:\ユーザー」です。


ユーザーフォルダのバックアップ
メインアカウントで使われているフォルダ名を変えておきましょう

ユーザーフォルダにアクセスしたら、メインアカウントのユーザーフォルダ名を別の名前に変えておきます。このときに重要なのが、「絶対にメインアカウントの今のアカウント名と同じにしない」ことです。

つまり、今私のメインアカウントのアカウント名は「questdragon」になっています。

ここで、「あらかじめフォルダ名を『questdragon』にしておけば、サインインしたときに自分のアカウント名と同じフォルダが用意されているんだからこれ使ってくれるんじゃね?」って思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。

Windowsは、ユーザーが用意したフォルダWindows自身が用意したフォルダは別物と考えています。

ここでユーザーフォルダ名をアカウント名と同じにしてしまうと、Windowsが新たにアカウント名と同じユーザーフォルダを作ろうとします。でも1つのフォルダの中に同種同名のアイテムは作れません。そのため...【末尾にコンピューター名がついたユーザーフォルダが作成され、それがメインアカウントのユーザーフォルダとして使われてしまいます。】


ユーザーフォルダのバックアップ
こんな感じで大丈夫です

そうなることを防ぐために、アカウント名とは違う名前にしてください。1文字でも違えば大丈夫です。例えば、「backup」と単純に決めてもいいですし、「questdragon-data」とアカウント名を含めてもかまいません。同じじゃなければいいのですから。日本語でもいいですね。「復元対象フォルダ」とか。

とにかく、ユーザーフォルダ名はアカウント名と同じにしない。よろしくお願いしますね。


ユーザープロファイルの削除
「設定」から、「システム」、「詳細情報」または「バージョン情報」を選択しましょう

では、次の作業に参りましょう。「設定」から「システム」をクリックし、Windows10の方は「詳細情報」を、Windows11の方は「バージョン情報」をクリックしてください。


ユーザープロファイルの削除
「システムの詳細設定」を選択しましょう

次に、「システムの詳細設定」をクリックします。

※ちなみに、ここで一時アカウントを昇格しなかった場合はユーザーアカウント制御に引っかかります。管理者のパスワードを入力して続行してください。


ユーザープロファイルの削除
ユーザープロファイル欄の設定を選択しましょう

コントロールパネルシステムのプロパティ画面が開いたら、ユーザープロファイル欄の「設定」ボタンをクリックしましょう。


ユーザープロファイルの削除
ユーザーフォルダ名を変更したいアカウントを選択し、「削除」を選択しましょう

ユーザープロファイル画面が開いたら、STEP1で改名した、ユーザーフォルダ名を変更したいアカウント(私の場合はquestdragon)を選択し、「削除」ボタンをクリックしてください。

このユーザープロファイル、どんな情報が入っているかというと、まあいろいろ入っているんですが、そのうちの1つに「どのユーザーフォルダ名を読み込むか」という情報が含まれています。

このユーザープロファイルを削除することで、Windowsが「『tamat』のユーザーフォルダを読み込むぞ!」という記憶を消すことができます。

記憶を消して再度サインインすると、Windowsが「このアカウントに対応しているユーザーフォルダの記憶がないな、新しく作るか。」という考えになります。


ユーザープロファイルの削除
ダイアログが出るので、確認して「はい」を選択しましょう

削除ボタンを押すと確認ダイアログが表示されるので、アカウント名が間違えてないか確認し、「はい」をクリックしてください。

※「はい」をクリックしたとき、ユーザーフォルダ名を別の名前にしていない場合ここでユーザーフォルダが削除されます。ユーザーフォルダの中身を引き継ぎたい場合は「いいえ」をクリックし、ユーザーフォルダの改名を行ってください。

もしアカウント名が変更したいユーザーフォルダ名になっていない間違えている)場合は「いいえ」をクリックし、アカウント名を変更してください。

アカウント名の変更は一時アカウントからでも可能です。STEP1Bの内容を行い、「アカウント名の変更」をクリックする画面まで来たら「別のアカウントの管理」をクリックして該当のアカウント名を変更してください。



STEP4 - 仕上げ

ユーザープロファイルの削除が完了したら、一時アカウントからサインアウトして、メインアカウントでサインインしてみましょう。アカウントを作成して初めてサインインしたときと同じ画面になるはずです。


仕上げ
プロファイルとユーザーフォルダが再生成されます

数分待つと、プライバシー設定の選択が入り、初期状態のデスクトップが表示されるはずです。


仕上げ
おかえり。

まっさらなユーザーフォルダを作った方(ユーザーフォルダの改名をしていない方)はここで完了です。

この先はユーザーフォルダ名を改名してあり、元のユーザーフォルダの中身を引き続き使いたい方向けです。


ユーザーフォルダの復元
一時アカウントでサインインしましょう

ではまず、サインアウトして一時アカウントでサインインしましょう。

※サインアウトを忘れずに!サインインしたままだと使用中のフォルダと言われてしまい、ユーザーフォルダの復元ができません。


ユーザーフォルダの復元
アカウント名でユーザーフォルダが新しく作られていますね

では、ユーザーフォルダにアクセスしましょう。「C:\ユーザー」です。


ユーザーフォルダの復元
Windowsが作成したユーザーフォルダを削除しましょう

アクセスしたら、まずWindowsが作ったユーザーフォルダを削除します。


ユーザーフォルダの復元
改名したユーザーフォルダ名をWindowsが作ったユーザーフォルダ名に改名し直しましょう

次に、改名しておいたユーザーフォルダ(私の場合はかつて「tamat」だったフォルダ)をWindowsが作ったユーザーフォルダ名(私の場合は「questdragon」)に改名します。


ユーザーフォルダの復元
完了!

このような感じになればOKです。

それではいよいよ...メインアカウントでサインインしてみましょう。


仕上げ
復元完了!

と、いうわけでかなり遠回りですがこれでユーザーフォルダ名を変更することができます

画像ではOneDriveの場所が参照できなくなっていますね。OneDriveはまだ「tamat」を探しているようです。左上のEdgeのアイコンも消えています

まあ、こんな感じでユーザーフォルダ名を変えることは可能ですが、OneDriveのようにフルパスを記憶しているアプリケーションなどでは調整が必要になると思いますので、実践する際はご注意ください、という話でした。


最後に後始末をしましょう。まずは一時アカウントの削除です。もう用済みですからね。


後始末
「設定」から「アカウント」、「他のユーザー」を選択しましょう

設定」から「アカウント」をクリックし、Windows10の方は「家族とその他のユーザー」を、Windows11の方は「他のユーザー」をクリックしてください。


後始末
一時アカウントを選択し、「削除」を選択しましょう

一時アカウントをクリックし、「削除」をクリックしてください。


後始末
「アカウントとデータの削除」を選択しましょう

アカウントとデータの削除」をクリックして、一時アカウントの削除は完了です。



後始末
Microsoftアカウントでサインインしても、ユーザーフォルダ名はそのままです

Microsoftアカウントだった方は、「設定」の「アカウント」からMicrosoftアカウントに再度サインインしておきましょう。ユーザーフォルダの名前はすでに決められているので、もう「tamat」になることはありません

まとめ


いかがだったでしょうか!システム系のフォルダをいじるとなるとやはりどうしても手間取ってしまいますね...w

余談ですが、実際にユーザーフォルダの名前を変える作業をしながらこの記事を書いていたのですが、ユーザープロファイルの削除あたりからWindows11の画面しか映していないと思いますw

これ...実はWindows10のほうで、ユーザーフォルダの改名忘れたんですよねwww

おかげできれいさっぱりWin10側の「tamat」データがなくなってしまいまして、途中からWindows11でお送りいたしましたw

まあ、Win10tamatの犠牲があったおかげでユーザーフォルダの改名の作業を書き忘れなくて済んだんですけどねw 書き忘れたまま公開していたら今度は皆さんが"後悔"することになるところでしたからw ❄❄❄


...はい、まあそんな感じですw

最後までお読みいただきありがとうございました!


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